アメリカ駐在で学んだディスポーザーの使い方・詰まりの直し方・掃除方法


アメリカではほとんどどの家にも当たり前のようにあるディスポーザー。生ごみをシンクの排水口から粉砕して流せる、あの便利な機械です。でも日本ではまだまだ馴染みが薄く、地方育ちの私は見たことも聞いたこともありませんでした。
当たり前すぎる存在だからこそ、アメリカでは説明書なんて置いていない。日本語で検索しても情報が少ない。先輩駐在ファミリーに聞きながら、失敗しながら、少しずつ使いこなせるようになっていきました。
帰国した今となっては、また生活に取り入れたいものベスト3に入るくらい大好きな家電。ちなみに残りの2つは大型食洗機と衣類乾燥機で、こちらは新居でさっそく導入しました。あとはディスポーザーが叶えば完璧なんですけどね…!でも、調子よく動いているときは本当に便利なのに、詰まったときのテンションの下がり方といったら…笑
この記事では、同じように「ディスポーザーって何?どう使うの?」と困っている方のために、私が経験から学んだことをまとめます。
ディスポーザーに入れていいもの・ダメなもの
まずここが一番大事!渡米後に先輩駐在ファミリーに教わったことと、自分の経験を合わせてご紹介します。
- ・野菜くず・果物の皮(固くないもの)
- ・残飯・ご飯・パンくず
- ・小さめの魚の骨
- ・卵の殻(少量)※日本の機種ではNGの場合が多いので説明書を確認してください
- ・玉ねぎの茶色い外皮・セロリの筋 ── 繊維が刃に絡まる
- ・にんじんのヘタ・メロンのヘタ・バナナの皮 ── 固すぎる・繊維質すぎる
- ・じゃがいもの皮(大量)── 澱粉質で刃が滑り詰まりやすい
- ・大量の生ごみを一気に投入 ── これが詰まりの一番の原因!
じゃがいもの皮は完全NGではないのですが、大量に入れると刃が滑って詰まることが多かったです。少量ずつ、こまめに回すのが安全です。

とはいえ、しばらく使っていると「これは大丈夫」「これはやめておこう」というのが感覚でわかってくるので、だんだん大惨事には至らなくなってきます。

ディスポーザーが詰まったときの直し方
初めて詰まったとき、夫も私も全くどうしていいか分からず、つたない英語力で必死に調べました。
日本にいる方からすると「大家さんに修理を頼めばいいんじゃ?」と思うかもしれません。でもアメリカの工事関係、なかなかスムーズにはいきません。すぐに来ない、来ても直らない…というのは駐在あるあるではないでしょうか。だからみんな、自分で直せるようになっていくんです(笑)。
▶ 【ケース1】詰まって水が流れないとき → すっぽん(ラバーカップ)
生ごみが詰まって水が流れない・流れが悪いときは、まずこれ。我が家が一番お世話になった方法です。トイレの詰まり用の、いわゆるすっぽん(ラバーカップ、英語ではプランジャー)を1本、ディスポーザー専用として買っておくと安心です。排水口に当てて、ポンプのように押し引きするだけ。一番手っ取り早い方法です。
ダブルシンク(シンクが2つに分かれているタイプ)のときは、ちょっとしたコツがあります。 ディスポーザーが付いている方の排水口にすっぽんを当て、もう一方の排水口は蓋でしっかりふさいでから、しゅぽしゅぽと押し引きしてみてください。たいてい、もう一方の穴には蓋のようなものが付いているはずです。

▶ 【ケース2】刃が回らない・動かないとき → リセットボタン・リセットネジ
スイッチを入れても刃が回らない・ウィーンと唸るだけのときは、何かが絡まって刃が止まっている可能性大。アメリカの機種の多くは、本体の底(シンク下)に赤いリセットボタンが付いているようです。モーターに負荷がかかると安全装置が働いて止まる仕組みなので、動かないときはまずこのボタンをポチッと押してみてください。これだけで復活することもあります。
リセットボタンを押してもダメなら、次はレンチの出番。ディスポーザー本体の底面(シンク下)に、専用のネジ穴があります。そこに付属のレンチ(六角棒レンチのようなもの)を差し込んで手動で回すと、刃が動いて詰まりが解消されることが多いです。
このレンチは多くの家でシンク下に置いてありました。引っ越したら一度確認しておくのがおすすめです。
ディスポーザーの掃除・お手入れ方法(氷+塩+レモン)
ディスポーザーのお手入れ方法は諸説あって(笑)、英語で調べてもいろんな方法が出てきます。気に入ったものを試してみるのが一番ですが、我が家が落ち着いたのがこの方法です。
- ・氷ひとつかみ+塩ひとつまみを一緒に入れてスイッチオン ── 氷で刃の汚れを落としつつ、塩が研磨&消臭してくれる
- ・レモンの絞りかすを時々入れる ── 匂い取り&除菌
ちなみに頻度は、正直なところ月1回ほど。我が家では洗濯機や食洗機のクリーニングと同じタイミングでまとめてやっていました。「家電のお掃除デー」を決めてしまうと忘れにくいのでおすすめです。
また、時々卵の殻や氷を回すと刃の切れ味がよくなると聞いたことがあります。お手入れついでに試してみるのもいいかもしれません。
アメリカでは、SNSやYouTubeでナチュラルな素材を使ったお掃除方法がよく流れてきます。塩やレモンはその典型例。レモンは日本よりずっとリーズナブルで、庭に木を植えている家も多いくらい身近な存在です。
ちなみに我が家では、絞り終わったレモンに水を少し加えて電子レンジでチンする、というお掃除法も愛用していました。蒸気で汚れが浮いて拭き取りやすくなる上に、匂いもスッキリ。日本でも試せるので、ぜひ。

- ✔ 固いもの・繊維質なもの・大量投入はNG。少量ずつこまめに回すのが基本
- ✔ 詰まったらまずすっぽん(ラバーカップ)、動かないときはリセットボタンとリセットネジ
- ✔ お手入れは氷×塩×レモンが我が家の定番
- ✔ 説明書がなくても大丈夫!コツをつかめば本当に便利な家電です
帰国後も「またあの生活がしたいな」と思うくらい、使い慣れると手放せなくなるディスポーザー。日本でもタワーマンションを中心に普及が進んでいるようです。ただし、日本で使われている機種はアメリカのものと仕組みや使い方が違うこともあるので、お使いの機種の説明書もあわせて確認してくださいね。もし導入の機会があれば、この記事もぜひ参考にしてみてください。
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